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これからの経営者が直面するVUCA時代とは?

 
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魂の事業承継ナビゲーター鋒山崇
魂の事業承継ナビゲーターの鋒山です。ご自身の会社をこの先100年以上続けていきたい社長へ「会社の魂を次世代に受け継ぐ事業承継」のナビをしています。 会社をこの先100年以上続けていきたい経営者の「会社の魂を次世代に受け継ぐ事業承継」をナビゲートする専門家です。

こんにちは。
魂の事業承継ナビゲーター鋒山崇です。

突然ですが、
VUCA(ブーカ)を聞いたことはあるでしょうか。

ここ2年くらいでよく耳にするようになってきた言葉ですが、
まだ日経新聞などで見る機会はほとんどない、最新のキーワードです。

近年の経済環境や、個人のキャリアを取り巻く環境に
関係するキーワードなので、今回は「VUCA」をテーマにします。

 

VUCAとは

VUCA(ブカ、ブーカ)はビジネス用語。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べたアクロニム。1990年代後半にアメリカ合衆国で軍事用語として発生したが、2010年代になってビジネスの業界でも使われるようになった。「世界はVUCAワールドとなった」というような文脈で使われることも多い。ウィキペディア

VUCA(ブーカ)とは、4つの単語
Volatility(変動性
Uncertainty(不確実性
Complexity(複雑性
Ambiguity(曖昧性
の頭文字を並べた単語で、
現代のカオス化した経済環境を表現しています。

一言でいうと「予測不能な状態」を意味します。

 

VUCA時代

2009年から2017年、アメリカはバラク・オバマ氏が大統領を務めていましたが、
彼の選挙演説でよく登場した言葉がありました。

「Change」(変革)と「Yes, we can.」(私たちはできる)です。

 

テクノロジーの進歩が早く、目まぐるしく変革が進む昨今、
経済、企業組織、個人のキャリアにいたるまで、
ありとあらゆるものを取り巻く環境が複雑さを増し、
将来の予測が困難な状況にあります。

そんな中、2010年代に入って以降、
世界の経済界各所で言われるようになったのが、
「VUCAの時代」が到来した、という言葉です。

 

現代におけるビジネス環境の変化「VUCAワールド」

2000年代以降、経済は急激な変化を遂げ続けています。

たとえば個人のレベルでは、
もはや大企業の終身雇用制度は崩壊に向かっており、
それまで安泰と思われていた大手企業の倒産も
ニュースで目立つようになってきました。

経営者にとっても、
これまでの10年間を今後の10年間と比較すると、
その変化の速さは比べものにもならないでしょう。

それがVUCAワールドです。

VUCAのそれぞれ4つの単語をひとつひとつ見ていきましょう。

 

Volatility(変動性)

テクノロジーの進歩とともに、
現代のビジネスは急激な変化を遂げています。

たとえば、
SNSやメッセンジャーサービス。

日本でのSNSの先駆けといえば「mixi」が代表例ですが、
「mixi」がサービス開始したのは2004年です。

今や、コミュニケーションを革新させた、と
いってもいいサービスが「LINE」です。

「LINE」の世界累計ダウンロード数は10億件を超えています。

しかし「LINE」が誕生したのは2011年で、
驚くことに2011年3月の東日本大震災のときには、
まだサービス開始していなかったのです。

 

今後の10年間にはどのようなサービスが登場して、
世の中は変化していくのでしょうか。

Volatility(変動性)はこのような急激な変化を表す言葉です。

 

Uncertainty(不確実性)

政治、経済、市場を取り巻く環境はグローバル化が進み、
現代を取り巻く状況はますますカオスが深まっています。

2008年は、世界金融危機のリーマン・ショックが起こった年で
サブプライムローンの暴落に端を発して、
アメリカの大手投資銀行リーマン・ブラザーズが倒産しました。

もっと記憶に新しいところで、
2016年は、まさに不確実性を世界中が体験した年ではないでしょうか。

 

まず一つは2016年6月に起きたイギリスのEU離脱です。

当初多くの経済評論家がイギリスの残留を予想しましたが、
国民投票の結果は「離脱」勝利であり、
世界中の株価市場は乱高下する事態になりました。

 

もう一つ、世界に大きなショックを与えたのが
2016年11月のアメリカ大統領選挙です。

結果はご存知の通り、まさかのトランプ氏当選で、
これは多くの専門家たちも予想しない結果でした。
当日の為替市場は大幅な値動きが観測されています。

 

Uncertainty(不確実性)は、
未来がどうなるか予測が困難になった状況を表す言葉です。

 

Complexity(複雑性)

ITの普及によって、
業務のグローバル化、デジタル化が進んだ結果、
個人や組織の扱う業務は広く深く複雑になっています。

急速に複雑性が高まっていく環境の中で、
日本の法整備がイノベーションに追いついていない例があります。

 

海外で広まっているサービス、
UberやAirbnbは日本での普及はごく一部に限定されています。

Uberは2015年に福岡県で行った実証実験で、
国土交通省から実験中止の指導が出て、乗車は一部地域に制限されています。

Airbnbは2014年以来、無許可民泊が横行していましたが、
こちらは2018年6月に「民泊」のルールを定めた住宅宿泊事業法(民泊新法)が
成立したため、より大きく状況が改善されることが見込まれています。

 

このように多数の当事者、企業、国家が関わる機会が増えてきたことで、
現代の複雑性はますます高まっています。

Complexity(複雑性)は、
現代の複雑性は高まっていく状況を表す言葉です。

 

Ambiguity(曖昧性)

過去の成功が、現在の案件に通用しなくなってきているなか、
長期的な予測はおろか短期的な予測ですら難しくなりつつあります。

「広告」といえば、
新聞・雑誌の広告欄やテレビCMを連想するかと思いますが、
株式会社電通が毎年発表している『日本の広告費』によれば、
その認識すらも今後通用しなくなるかもしれません。

『日本の広告費』によれば、
インターネット広告が急速に伸びていて、
2005年には雑誌の広告費を抜き、
2009年には新聞の広告費を抜きました。

このペースで伸びると、
2021年にはついにテレビの広告費を抜いてしまいます。

 

曖昧性の中で仕事をしていくのがベンチャーキャピタルです。

ベンチャーキャピタルの難しいところは、
投資対象が必ずしも成功するとは限らないというところです。
技術的には高いレベルだとしても、
最終的に表舞台に立てる技術になるかどうかも曖昧です。

現代における意思決定はこのような曖昧性の高い案件を
非常に短時間で行っていく必要に迫られています。

Ambiguity(曖昧性)は、
将来の予測が難しく曖昧性は高まっていく状況を表す言葉です。

 

まとめ

今回は「VUCAワールド」についてまとめていきました。

経営するにあたってはより困難な時代とも言えると思いますが、
それでも先の見えない5年後、10年後を見据えた経営をしつつ、
眼の前の出来事に取り組んでいくしかないのですね。

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魂の事業承継ナビゲーターの鋒山です。ご自身の会社をこの先100年以上続けていきたい社長へ「会社の魂を次世代に受け継ぐ事業承継」のナビをしています。 会社をこの先100年以上続けていきたい経営者の「会社の魂を次世代に受け継ぐ事業承継」をナビゲートする専門家です。

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