「会社の魂を次世代に受け継ぐ事業承継」をサポートする鋒山崇(ほこやまたかし)です。

長崎県の事業承継の取り組み紹介します(都道府県シリーズ)

2018/08/29
 
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魂の事業承継ナビゲーター鋒山崇
魂の事業承継ナビゲーターの鋒山です。ご自身の会社をこの先100年以上続けていきたい社長へ「会社の魂を次世代に受け継ぐ事業承継」のナビをしています。 会社をこの先100年以上続けていきたい経営者の「会社の魂を次世代に受け継ぐ事業承継」をナビゲートする専門家です。

こんにちは。
魂の事業承継ナビゲーター鋒山崇です。

今回は、連続シリーズで
都道府県それぞれの事業承継の取り組みを紹介します。

それでは、長崎県の取り組みです。

 

長崎県の取り組み

長崎県はどんなところ?

長崎県は、九州地方北西端に位置する県で、
県庁所在地は長崎市です。

内閣府経済社会総合研究所が2017年5月に発表した
「県内総生産」は4兆3,100億円でした。

2018年4月時点の推定人口は
134万人です。

長崎県の由来は、
この地を統治していた桓武平氏千葉流(九州千葉氏)の流れを汲む氏族である長崎氏が、
長崎県の名の由来になったという説が有力とされています。

 

長崎県佐世保市に代表される造船業は江戸時代から続く産業であり、
世界でもトップレベルの技術を誇っています。

現在は、造船所では船だけでなく、
発電用の機械やトラック、鍋など様々なものが作られるようになりました。

また長崎県の温暖な気候では、ミカンの栽培も盛んです。
1960年代に農業構造改善事業によって多くの果樹園が開かれ、
長崎県のミカン栽培は1970年代に最盛期を迎えました。
現在では貿易の自由化などでミカンの生産量は減っていますが、長崎を代表する産業の一つです。

 

事業承継の現状は?

帝国データバンク福岡支店の
「事業承継に関する九州企業の意識調査」
という、2017年12月に発表した調査結果から
長崎県企業の結果を抜粋して紹介します。

事業承継について、どのようにお考えですか。
件数 (%)
優先の経営上の問題と認識している 11 14.7
経営上の問題のひとつと認識している 45 60.0
経営上の問題として認識していない 9 12.0
分からない 10 13.3
事業承継を進めるための計画はありますか。
件数 (%)
計画があり、進めている 16 21.3
計画はあるが、まだ進めていない 17 22.7
計画はない 13 17.3
すでに事業承継を終えている 16 21.3
分からない 13 17.3
事業承継を円滑に行うために、どのようなことが必要だと思いますか。(複数回答)
件数 (%)
現代表(社長)と後継候補者との意識の共有 52 69.3
早めに後継者を決定 36 48.0
早期・計画的な事業承継の準備 37 49.3
外部機関のサポート 11 14.7
法務面や税務面など信頼できる専門家を見つけて相談 20 26.7
承継後の経営は後継者に任せる 19 25.3
経営状況・課題を正しく認識 34 45.3
取引先や同業者など社外での業務経験 13 17.3
社内での業務経験 14 18.7
教育機関などでの勉強 6 8.0
今後の経営ビジョンを持つこと 19 25.3
先代と現代表(社長)で密接なコミュニケーションを図る 19 25.3
事業承継の目的の明確化 21 28.0
事業の将来性、魅力の維持 23 30.7
他の役員・従業員・株主の協力 28 37.3
取引先や金融機関の理解・協力 21 28.0
その他 0 0.0
特にない 2 2.7

調査結果を見ると、
早めに後継者を決定や、現代表と後継者との意識の共有
を必要とする回答が全国平均よりも高いです。

事業承継は5年~10年かかるのが通常ですので、
かなり先を見据えた経営計画が必要になってきますね。

 

長崎県事業承継ネットワーク

長崎県では、2018年5月に長崎商工会議所が事務局となって
長崎県事業承継ネットワーク」を構築しました。

 

また、「長崎県事業承継ネットワーク」の構成機関でもあり、
実際の事業承継の相談窓口となる、
長崎県事業引継ぎ支援センター」でも
後継者不在などの事業承継の悩みを相談に対応します。

 

具体的な取り組み

2018年8月に壱岐市の高級旅館「海里村上」の事業承継が話題になりました。

事業承継をしたのは、
ホテル旅館のコンサルティング・運営受託・プロデュースを行う、
東京都新宿区の株式会社温故知新です。

ミシュラン5つ星のホテルのうち国内系唯一の存在である「瀬戸内リトリート青凪」(愛媛県松山市)に続き、温故知新の2つ目の直営施設となります。

 

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風光明媚な湯本湾を望む「海里村上」は、かつて福岡の財界人がお金を出し合って作られた特別な会員制施設でした。

2006年に前オーナーがその施設を買い取り、旅館「海里村上」としてリニューアルオープンして以来、
海の眺めと地域素材をふんだんに活かした料理が評判を呼び、JTB最高ランクの「華やぎ」にも選出。

2009年度にはJTBのサービス優秀旅館・ホテルにて最優秀旅館賞を受賞した、九州で指折りの名旅館でした。

決して業績不振ではなかった海里村上ですが、前オーナーが体調面を理由に引退を決意され、後継者不在が課題となっていました。
前オーナーも旅館もまだ元気なうちに、という考えもあり、当旅館は売却される方針となりました。
ただし、海里村上の良さを理解し、さらに磨き上げてくれそうな人に売却したい、というのが前オーナーの考えで、
最終的に温故知新が運営を引き受けることになりました。

 

 

まとめ

これが長崎県の事業承継への取り組みでした。
ご自身の地域の取り組みと比較したり等、ご参考にされてください。

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